訪問介護の生活支援の範囲に含まれない行為

1. 直接本人の援助に該当しない行為

 ・利用者以外のものに関わる洗濯、調理、買い物、布団干し

 ・主として利用者が利用する居室など以外の掃除

 ・来客の対応（お茶、食事の手配など）

 ・自動車・自家用車の洗車、掃除など

2. 日常生活の援助に該当しない行為

 訪問介護員が行わなくても日常生活を営むのに支障が生じないと判断される行為

 ・草むしり

 ・花木の水やり

 ・犬の散歩などペットの世話

 日常的に行われる家事の範囲を超える行為

 ・家具・電気製品などの移動、修繕、模様替え

 ・大掃除・窓ガラス拭き・床のワックスがけ

 ・室内外家屋の修理・ペンキ塗り

 ・植木の剪定など園芸

 ・正月・節句などのための特別な手間をかけて行う調理など

同居の家族がいる場合、原則として生活援助サービスは利用できません。介護保険で生活援助サービスを利用できるのは次のような場合です。

・一人暮らしの場合

・同居の家族が障がいや疾病などの場合

・同居の家族が障がいや疾病などでなくても同様のやむを得ない事情により家事が困難な場合。

例）

・家族が高齢で筋力が低下していて、行うのが難しい家事がある場合

・家族が介護疲れで共倒れ等の深刻な問題がおきてしまうおそれがある場合

・家族が仕事で不在の時に、行わなくては日常生活に支障がある場合